白井の自然を考える会
連絡先:047-491-9291 山口
千葉ニュータウンの入居開始とともにこの地へ移り住んだ私たちは、
ここに下総台地の特徴と多様な自然が残っていることに気づきました。
開発が進むことは避けられないまちですが、開発と自然を調和させることが大切ではないかと、
考えるようになりました。
人間の生活の身近にあり、生活を支えてくれていた里山をニュータウンのまちづくりに生かしていくことは、
私たちの願いであり、それは次の世代への大きな財産になるにちがいありません。
私たちの提言
開発から外れた地域で可能なところは、自然に親しみ、自然を学ぶために子供たちが自由に遊べる
場所・自然観察が出来る場所・保護したい場所と、分けていくことが必要です。
地域の分別や最小限の整備に当たっては、行政の力が不可欠ですが、日ごろから、当該地域を
観察している住民の知恵や力も出していきたいと思います。
現在、自然が残されている地域の多くが、一方では残念ながらゴミの不法投棄の場になっている
ことも事実です。ごみの撤去には多額の費用が必要です。行政と住民の協働で里山本来の美しさを
取り戻したいと思います。
私たちが目にする里山を構成しているのは、人の手により育てられた林であり、畑や田んぼです。
自然を残してと声高に主張するだけでなく、長い歳月を経て、それらを慈しんできた農村文化を
大事にしたいと思います。
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