■第一回北総里山会議の記録
■第ニ回北総里山会議の記録
■第三回北総里山会議の記録
北総里山会議設立趣意
千葉県の北総地域は、給料や谷津の里山や印旛沼、手賀沼および利根川など、緑と水に囲まれ、
生物多様性に富む自然豊かな地域であり、都市と農村の調和ある発展が図られてきました。
この自然との共生の環境は、はるか昔から現代にわたる地域住民の取り組みによって培われて
きたものであり、里山文化として世界に誇れるものです。私たちは、先人の努力に感謝し、この
文化的伝統のもとに、本地域の原風景である里山など、この豊かな環境をさらに豊かにして、
将来に引き継いでいかなければなりません。
一方、地域を取り巻く近年の社会・経済情勢の変化は著しく、自然とともに生きてきた地域の生活や
営みにも大きな影響をあたえ、本地域の自然環境の持続を揺るがす多くの課題が発生してきています。
この状況にあって、私たちは、ひとつひとつの課題に向き合い、100年先を見据えた根本からの解決に
向けて、人と自然の共生システムの再構築を図ることも考えていかなければなりません。
本会議は、谷田・武西地区の持続的な保全と活用のためのグランドデザインを描くことを目的と
しています。
本地区は印西市と白井市にまたがり、千葉ニュータウンに隣接する、北総地域を代表する自然豊かな
地域です。
この地区を北総地域の自然との共生を考えるモデル地区として位置づけ、北総地域のあるべき姿と
そのための保全と活用の手法を取りまとめ、その具体化を図っていくことを提案していきます。
会議は、地域の様々な方々が自由に参画し、運営されることが望まれます。
今を出発点として、地域のために汗をかこうとする方々が集い、それぞれの持てる力を寄せ合い、
話し合いによる合意形成を図り、柔軟に協力して無理に進めず、確実に持続する未来を開こうとするものです。
平成20年9月
千葉の里山・森づくりプロジェクト推進会議
北総里山クラブ
印西市・白井市・千葉県
■第一回北総里山会議の記録
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