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印西ごみと暮らしを考える会
連絡先:メールgomitokurashi@yahoo.co.jp
ブログ:ごみと暮らしのブログ

かつての里山
かつて里山は、人々の暮らしと密接な関係がありました。 そこで営まれていた農林業中心の自給自足的な生活は、 自然の資源を有効利用したリサイクル 社会でもありました。そこでは、人の手も加わって、 豊かな自然がはぐくまれていました。

里山の今
ところが、産業構造やライフスタイルの激変によって、 里山と人々の暮らしのとの関係が薄れると、里山は、 都市化してそれ自体がなくなり、あるいは、人の手が 入らなくなって荒廃してきました。
ところで、こうした里山に行くと、美しい自然の中に、 ゴミが捨てられているのを目にすることは多いでしょう。 今日本では、里山だけでなく、山の奥まで、たくさんのゴミが 埋められ、あるいは捨てられて、日本中がゴミの山と化しているのです。

里山のゴミからみえてくるもの
里山に捨てられ、あるいは埋められ ているゴミには、様々なものがありま す。家電製品や家具などの生活用品、 建設廃材、自動車、……。工場やオフ ィスから出たゴミもありますが、それ も含めて、私たちの生活のために使用 したものの、なれの果てです。このよ うに日本中がゴミの山化することによ って、自然環境を破壊しているという ことももちろん問題ですが、実は、地 球温暖化の原因はここにあるのです。 エネルギーや資源を大量に使って、大 量生産し、大量消費する生活、その結 果が大量のゴミであり、地球温暖化な のです。

今ここにある危機
北極圏では、流氷が早くなくなってしまい、ホッキョクグマが北極に帰れなくなっています。 凍土が溶けて、海に消えゆく島もあります。赤道地域でも、激烈化した嵐によって、 海岸が削り取られ、水温の変化で膨張した海水面の上昇も加わって、 文字通り島が沈んでいます。日本では台風などの天候が激化しています。このあたりでも、 ナガサキアゲハが見られるようになりました。 世界中の気象学者たちが、地球シュミレータなどの高性能の 超大型コンピュータを使って計算したところでは、 地球温暖化は未来のフィクションでは なく、ここ二、三十年に確実に起きることなのです。 そのあと、どうなるかが、今問われているのです。

地球温暖化を止めるために、今、私たちにできること

★『もったいない』を実践しましょう。今や世界共通語になった「もったいない」。物を大切にし、 不要なものは極力買わないことが大切です。便利さになれるとむずかしいことですが、それでも……
★家庭からの二酸化炭素の排出量を減らす努力をしましょう。ガス代や電気代の節約にもなります。 普段の生活でどんなことに気をつけたらいいか、下のイラストを見て、考えてみましょう。

@洗濯は回数を減らす工夫を。Aガスの日は鍋底からはみ出さないように。沸かすお湯は適量を。B水を出しっぱなしにしない。 洗うときは食器の油分をふき取る。せっけんを使う。合成洗剤の場合は量を守る。C電気窯の保温機能は使わない。 D冷蔵庫の開け閉めは考えて、つめこみすぎない。E買いもはマイバック。F食べられる量だけつくる。G明るいのに 電灯をつけない。スイッチはこまめに消す。Hエアコン使用時はカーテンを閉める。Iエアコンに頼らない生活を心がける。 Jこたつには中掛けと敷布団を。K見ないテレビは消す。Lこまめにコンセントをはずす。Cゴミは分別してリサイクル。 …そのほか、どんなことがあるか、家族で話し合ってみましょう。

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